【ニュース・フランス】OPCALIMとの調印が行われる

2015年4月20日にフランス国民教育・高等教育・研究省(MENESR)とOPCALIMとの間で向こう3年間にわたり、デジタル化推進という共通の目標に向けて、オンライン授業を活用するというパートナーシップを結ぶことに調印した。OPCALIMとは食品業界(生産、流通、小売り)の職業教育・研修、再教育を行う団体である。

FUN(France Université Numérique:フランス・デジタル大学)は万人を対象としたオンライン授業(MOOC:Massive Open Online Courses)を行う組織で、誰でも参加できる「大学」である。2013年10月にMENESRによって始められたこの一般向け大学では協賛する大学・大学校・研究機関、そしてパートナーシップを組む機関による質の高い授業を、誰もが、いつでも、どこでも視聴することができ、各自のリズムに合わせて、対話的に学習を進めることができる。また、この「大学」に賛同する世界のさまざまな機関が参加することで、国際的なビジビリティを高めるとともに、卒後再教育にも利用することで、社会で必要とされるさまざまな知識や技能を獲得することができる。運営にはINRIA(国立情報学自動制御研究所)、CINES(国立高等教育情報センター)、RENATER(国立教育技術研究用通信ネットワーク)がパートナーとして参加している。

URL1: http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/cid88157/signature-d-un-protocole-d-accord-entre-le-m.e.n.e.s.r.-et-opcalim.html

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
社会との交流、産学官連携 社会貢献、産学官連携