【ニュース・フランス】Innorobo 2015ロボット工学国際展示会にフランス国立情報学自動制御研究所(INRIA)のグループが参加

2014年3月18‐20日、リヨンで開催されるロボット工学国際展示会「Innorobo」では、4チームがフランス国立情報学自動制御研究所(INRIA)のスタンドで展示を行う。Inriaチームの展示内容は以下の通り。

Flowersチーム:ロボットや人間が、運動能力、インタラクティビティ、社会性を習得するメカニズムを研究している。Innoroboでは、人間の歩行習得メカニズムを研究する上で開発されたヒューマノイド「Poppy」を紹介する。

Lagadicチーム:視覚の自動制御や連続した映像のリアルタイム追跡調査などの、ロボットの視覚(コンピュータービジョン)を専門にしている。Innoroboでは、自動運転システム(3D地図作成と都市環境における自立ナビゲーション)と運動機能が低下した人の補助機能を紹介する。

Non-Aチーム:ロボット工学と信号処理における有限時間の新アルゴリズムを開発している。この新アルゴリズムは、コントローラーやロボット工学、信号処理などの様々な分野に応用できる。
InnoroboではTurtleBotとWifiBotを紹介する。

E-Motionチーム:ロボットのような人工システムに、知覚機能や判断能力、行動能力を与えるためのアルゴリズム的手法とモデルの開発を手掛けている。Innoroboでは、利用者の意思で制御できる機能を備えた車椅子と、乗り物に搭載された知覚能力(動くものを検知し追跡する機能)を紹介する。

URL1: http://www.inria.fr/actualite/actualites-inria/inria-a-innorobo-2014

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究