2017年のノーベル物理学賞は、アインシュタインの相対性理論によって1916年に予言されていた重力波の観測の功績により、Rainer Weiss氏、 Barry C. Barish氏、Kip S. Thorne氏に授与される。本発見は、フランス国立科学研究センター(Centre national de la recherche scientifique:CNRS)が唯一フランスのメンバーであるLIGO-Virgo1共同研究によって、2016年2月11日に発表された。
本成果は、理論レベル及び実験的努力において、多くの科学者が数十年にわたり研究してきた賜物であり、Rainer Weiss氏、 Barry C. Barish氏、Kip S. Thorne氏の受賞は、先日CNRS金賞を受賞したフランス人研究者Alain Brillet氏とThibault Damour氏を含む、重力波界全体への激励である。 CNRSは、この大きな前進がノーベル賞の選考委員会に認められたことを歓迎した。
2017年10月3日
CNRS:Le CNRS félicite Rainer Weiss, Barry C. Barish et Kip S. Thorne pour le prix Nobel de physique 2017