【ニュース・フランス】Airbus Safran LaunchersによるArianespaceの買い戻し:EUが承認

Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣はヨーロッパの宇宙産業を牽引するAirbus Safran Launchers(A.S.L.)によるArianespaceの買収が欧州委員会によって条件付きで承認されたことを歓迎した。
ランチャー分野ではコスト削減問題に対処するため、ルクセンブルグ閣僚理事会は2014年12月に2種類のランチャー、すなわち、Ariane6(アリアン6)とVega Cを提案したが、今日、その決定に妥当性があったことが実証された。
ヨーロッパの宇宙産業は、2020年頃には、2種類のランチャーを提供するので、人工衛星メーカはその目的に合ったランチャーを選ぶことができる。
Thierry Mandon担当大臣は欧州委員会のMargrethe Vestager競争適正化委員会委員長とそのチームがプロ意識をもって迅速に調査を行い、結果を報告したことに対し謝意を表した。また、同じく、欧州宇宙機関(European Space Agency:ESA)のJohann-Dietrich Woemer長官とAirbus Safran Launchers(A.S.L.)、Thalès Alenia Space、OHB-System、RUAG、Avioの協力に感謝した。

 

2016年7月20日

 

Enseignement superieur et Recherche:Rachat d’Arianespace par Airbus Safran Launchers : l’Union européenne approuve

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