Najat Vallaud-Belkacem大臣、Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣、そしてAirbusグループ戦略的マーケティング担当最高執行責任者のMarwan Lahoud氏は3人のIrène Joliot-Curie賞受賞者を祝福した。

・年間最優秀女性科学者賞：Françoise Briquel-Chatonnet
歴史学博士、CNRS主任研究員、オリエント・地中海共同研究ユニットセム族グループ長。Françoise Briquel-Chatonnet氏はキリスト生誕1,000年前のレヴァント地方と近東におけるキリスト文化、とくに文書、マニュスクリプト、碑文を通した研究に対して贈られた。
賞は2016年リオ・デ・ジャネイロ・オリンピック女子ボクシング軽量級（60kg以下）の金メダリストで、設計・開発エンジニアである、Estelle Mosselly女史から授与された。副賞として40,000ユーロが贈られた。

・若手女性科学者賞：Nathalie Carrasco
化学博士、Versailles Saint-Quentin大学LATMOS（大気中および宇宙観測研究所）のイオン化雰囲気の化学研究グループ長。Nathalie Carrasco氏は生命誕生を可能とする雰囲気とその反応に関する研究に対して賞が贈られた。
賞はIrène Joliot-Curieの娘で基礎核物理学博士であるIrène Joliot-Langevin女史から授与された。副賞として15,000ユーロが贈られた。

・女性企業キャリア賞：Sylvaine Neveu
プロセス工学博士。Sylvaine Neveu氏はSolvayグループの科学所長。1994年入社以来、科学技術面での一切の妥協なしで雇用における男女平等が保証されているかを注視してきた。また、グループの倫理規定に照らし合わせて、彼女が責任者となっている職員の育成に当たってきた。賞はAirbusグループ戦略的マーケティング担当最高執行責任者のMarwan Lahoud氏から授与された。副賞として15,000ユーロが贈られた。

2016年9月14日

Enseignement supérieur et Recherche：Prix Irène Joliot-Curie 2016 : trois femmes d’exception recompenses