【ニュース・フランス】高等教育・研究省は、フランスの教育機関で構成される4つの新しい欧州大学の設立を歓迎する

 
2017年、Emmanuel Macron 大統領はソルボンヌ大学における演説で、欧州大学の創設を呼びかけた。翌年、そして2019年にかけて実施された2つの Erasmus+ の公募により、最初の41の欧州大学(https://education.ec.europa.eu/education-levels/higher-education/european-universities-initiative)が誕生した。

 
特に欧州連合議長国であるフランスの支援により、こうした高等教育機関の提携は、高等教育、研究、イノベーションにおける効果的かつ持続可能な欧州協力の発展を可能にしている。

 
欧州委員会は、2022年の Erasmus+ のプロジェクト公募に関連して、新たに4つの欧州大学の設立を発表し、78の高等教育機関が参加することを明らかにした。また、既存の16の欧州大学の対象が拡大され、新たに欧州の機関が加わることとなった。その結果、EU諸国、アイスランド、ノルウェー、セルビア、トルコの340機関が、44のアライアンスのいずれかに参加している。

 
Sylvie Retailleau高等教育・研究大臣は、フランスの大学(École Supérieuredes Technologies Industrielles Avancées:産業技術大学院大学、アンジェ大学、ルーアン・ノルマンディー大学、Sup’BioTech)を含む4つの新しい欧州大学の設立を歓迎している。

 
フランスは、37の機関が参加しており、欧州大学イニシアティブに最も関与している国の一つである。

 
この新しい資金調達フェーズでは、過去最高の2億7,200万ユーロの予算が計上されている。

 
これらの新しい提携の誕生により、欧州は、教育の質、科学的卓越性、イノベーション、欧州市民権をこれまで以上に高める取り組みに、欧州の高等教育機関と学生の関与をさらに大きくするという目標に向けて前進している。

 
7/28


Ministère de l’Enseignement supérieur: 
Le ministère de l’ESR se félicite de la création de 4 nouvelles Universités européennes, chacune composée d’un établissement français


地域 西欧、EU
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育
国際交流 国際化