【ニュース・フランス】高等教育・研究担当大臣、Thierry Mandon氏からFrédérique Vidal氏へ

Edouard Philippe内閣の誕生に伴い、Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣からFrédérique Vidal高等教育・研究・イノベーション大臣への引き継ぎ式が、2017年5月18日9時に行われた。
5年間ニース・ソフィア・アンチポリス大学の学長を務めたFrédérique Vidal氏は、「ビジネスの世界でも学術の世界でも、老いも若きも専門職に就くということは高等教育の基本的使命のひとつでなければならないと考えている。」「若者はわれわれの未来そのものであり、彼らに負うところが大きい。」と述べ、また、「教育改革の中で高等教育におけるデジタル革命を追求すること、教育者がすでに実践しているように学生の好奇心をかき立て、リスクを取ることも進めなければならないし、成功する者も挑戦する者も高く評価することが大切である。」と加えている。
分子遺伝学の専門家である同大臣は、「われわれの社会が科学、あらゆる分野の学術にふさわしい場所を与えること」を希望し、また、「リスクを恐れず、数々の試行や好意をもって見守る必要性」を主張した。
また、大臣は、前任者たちが「創造と進展で基本的な位置を占める」高等教育・研究・イノベーションにおいて、「野心的なビジョン」を描いてきたことに敬意を表した。

 

2017年5月18日

 

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:Passation de pouvoirs entre Thierry Mandon et Frédérique Vidal

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事