【ニュース・フランス】高等教育・研究の手続き簡素化計画の評価

パリ公共政策の学際的研究の評価(LIEPP)の選択
公共政策の学際的研究の評価(パリ政治学研究所の「LIEPP」)の研究者は、Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣によって2016年に始められた2つの手続き簡素化プランの評価に着手する。
これは、国民教育・研究管理監察庁のJean-Richard Cytermann氏を委員長とする審査委員会によって、5つの候補(パリ・エスト大学、マルヌ・ラ・ヴァレ大学、パリ第1大学、リトラル・コート・ドバール大学、ロレーヌ大学)から選ばれた。
若手研究者を対象とした2年間にわたる年額50,000ユーロのポスドク研究者向けの研究助成金募集が、2016年12月14日に開始された。
目的は、Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣によって2016年4月28日、12月7日に開始され、高等教育における利害関係者全体のための70の簡素化措置がとられることになった2つの手続き簡素化プランの効果を分析することである。
そのうちのいくつかは学生生活を簡素化することを目指したものであり、たとえば、高等教育機関での奨学金申請や学生登録、免状証明証手続きのペーパーレス化などである。
研究者の事務手続きの簡素化では、たとえばANRへの提出書類の簡素化、知的所有権管理の簡素化、先行研究を調査するscanRの開発などである。
職員、教員、研究-教員の履歴管理を容易にすることも目的のひとつである。研究・養成支援制度によって数々の人事管理が簡素化される。これら70の手続き簡素化は今後、順次実行に移される。

 

2017年3月20日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Evaluation des plans de simplification de l’Enseignement supérieur et de la Recherche

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価