【ニュース・フランス】高等教育における障がい学生支援

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2016年、障がいを抱えた学生は23,257人在籍しており、その数は年率平均13%で増えている。今日、フランスの大学100%が障がい者を大学に受け入れ、支援するためのハンディキャップ・ミッションを行っており、インターネットサイトでは各大学が提供している諸サービスを知ることができる。障がいをもつ70%以上の学生は、勉学のための人的支援、技術的支援、環境整備の恩恵に浴しており、80%以上の学生が、定期試験で障がいによる不公平が生じないための環境整備にあずかっている。
障がいをもつ学生への対応を定めた指針に準じた大学数は2014年以来急速に増えている。2014年、このハンディキャップ指針に合致した大学の数は2校に過ぎなかったが、2016年にはその数は29校、すなわち全体の40%となった。

 

2016年12月2日/更新日:2017年5月10日

 

education.gouv.fr:L’éducation inclusive:des parcours toujours plus inclusifs pour les élèves en situation de handicap

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の多様性