共和国大統領は2016年11月29日、Najat Vallaud-Belkacem国民教育・高等教育・研究大臣、Marisol Touraine厚生大臣、Laurence Rossignol家族・児童・女性権利大臣、Patrick Kanner都市・青少年・スポーツ大臣とともに「若者の福祉と健康」プランのオープニングに出席した。
この機会に、共和国大統領は、青少年精神医学を専門とするMarie-Rose Moro教授と、大学区視学官で地域教育監督官であるJean-Louis Brison氏によって作成された報告書を受け取った。この報告書は現場での文書・ヒアリング・観察に基づいたもので、地域保健機構と密接な協力を行っているヴェルサイユ、ナンシー・メッス、そしてナントの3アカデミーにおけるグッドプラクティスが紹介されている。
共和国大統領はこの報告書の結果に沿って、関係する省庁によって実行に移される方策を発表した。これらの措置のいくつかは、上記3アカデミーで今後、実行される。
行動計画のアウトラインは次のとおりである。
- 信頼できる健康情報や地域毎の利用可能なリソースへのオンラインアクセス
- 「若者の健康パス」と呼ばれる心理カウンセラーとの相談のための容易なアクセス
- 学際的な協力
- 問題を抱えた若者の相談にのる中等教育、大学教育機関の専門家のための常設サービス
- 青少年センターとそれを支える人たち
- 当該問題に関心をもち、必要な養成課程を経た専門家
- 国民教育の心理カウンセラーのグループ
- 高等教育機関においてより多くの心理カウンセラーを集めた機構
- 青少年の精神医学:フランス全土をあげて強化しなければならない分野
また、国レベルで、そして地方レベルで若者の健康と福祉向上を先導できるよう、国民教育・高等教育・研究省と厚生省との間で協定が結ばれた。
2016年11月30日
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