2018年4月6日、5年間で3億4,400万ユーロを計上する自閉症戦略2018-2022が、エドゥアール・フィリップ首相によって明らかにされた。本戦略は、研究、仕事、住居、教育、健康分野に関わる20対策を含む。研究強化(1,400万ユーロ)、早期診断の奨励(1億600万ユーロ)、こどもの就学保証(1億300万ユーロ)、成人も対象にすることの奨励(1億1,500万ユーロ)、家族の支援(600万ユーロ)が、5大優先課題として挙げられた〈括弧内は予算額〉。
研究強化に関しては、
- ①卓越した研究ネットワークづくり、
- ②信頼出来る研究用データベースの設置、
- ③知見の迅速な普及の遂行、
- ④自閉症患者の自立性と学習を援助する技術開発の支援を軸に、自閉症に関する卓越した研究コミュニティの構築を目指す。