【ニュース・フランス】研究編成法 2021‐2030 「社会と社会のための科学」:高等教育・研究・イノベーション省Frédérique Vidal大臣は研究編成法の政策を発表する。

 
高等教育・研究・イノベーション 省のFrédérique Vidal 大臣は、4月30日金曜日、国立自然史博物館において、研究機関やソルボンヌ大学の研究員
や職員に対して、「社会と社会のための科学」というテーマの研究編成法による政策の全体像を発表した。

 
12月24日に制定された研究編成法は、科学、研究、社会の相互作用の発展を目標としている。科学と社会の関係は、科学的活動の全体に関わる
ものとして認識される必要がある。それにより、それぞれが自分のまわりの世界を理解し、参画し、民主的な議論を行い、公共の決定を支える
ことが可能になる。

 
法律は、3つの柱からなる。

 
第一に、科学と社会の関係は科学的活動の全体に関わるものとして認識され、研究者のキャリアと機関での生活において、ずっと関係するものになる。
これには、科学的調停のための国立科学研究所(CNRS)の賞と、参加型研究のための国立農学研究所(INRAE)の賞を新たに制定すること、
「科学的調停」のための新たなポストをフランスの研究型大学に創設することが含まれる。

 
次に、この関係は地域とパートナーシップの枠組みに根ざしたものになる。大学は、科学と社会の間の関係に関与するすべての人 の相乗効果を促進し、
主導的な役割を果たす必要がある。

 
そして、プロセスを持続可能にするために必要な国家のリーダーシップは、新たな構造的パートナーシップを通して、将来のビジョンに照らしながら再考
されなければならない。したがって、総合科学技術・イノベーション会議の全国評議会に新議長選考や新たなミッションを課し、新たな推進力
を与えるだけでなく、研究・高等教育評価高等審議会によってこの世界戦略を監視、評価するための道筋を立てる。

 
社会と社会のための科学の財政支援のために、リソースは2021年から動員され、2030年まで続く。国家ネットワークの最初の一歩のための260万
ユーロを含む300万ユーロが新しいプロジェクトの創出支援に用意される。ANRが関係する予算の1%は、科学、研究、社会間の持続的な資金に
充てられる。

 
最後に、第4回未来投資プログラム(PIA4)の支援と「あらゆる形態の卓越性」のプロジェクト公募によって、機関や大学は、地域のパートナーシップ
に基づく社会と科学のために物理やデジタルについての開発を提案
していく。

 
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Ministère de l’Enseignement supérieur: LOI DE PROGRAMMATION DE LA RECHERCHE 2021-2030


地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 予算・財政、政策・経営・行動計画・評価