2015年3月9日、フランス国立研究機構(ANR)は、日本の科学技術振興機構(JST)と共同で、「分子技術」に関するフランスと日本の初のシンポジウムをパリで開催する。この枠内でANRは、フランスの科学者たちから口頭発表者とポスター発表者を募集する(応募締切は2015年2月15日)。
分子技術は、特定の物理、化学、生物学の機能を表している物質を作り出すための、分子の概念、分子の合成とその利用に関する最新の研究領域である。これらの物質はエネルギー、エレクトロニクス、環境、医学の分野での利用を目的とした装置の基本となるものである。2014年、ANRとJSTは、4つの共同計画テーマに資金を調達する二国間共同研究計画の公募を呼びかけて、分子テクノロジーのテーマに関するフランスと日本の新しい協力を始めた。この公募の継続をするにあたり、今回のシンポジウム開催を決定した。この日は、分子技術分野に関心があるフランスと日本の研究者にとって、出会いと交流の機会になるだろう。ANR会長のミカエル・マトロジとJSTの外村正一郎理事によって開会され、この日は全体会議、フランスチームの多様な報告と同様に、JSTの分子テクノロジー関連のCREST、PRESTOプログラムの枠内で資金援助された日本の科学プロジェクトの口頭発表が行われる予定。
【ニュース・フランス】発表者募集:分子技術に関するフランスと日本のシンポジウム
地域 | 西欧、アジア・オセアニア |
国 | フランス、その他の国・地域 |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 政策・経営・行動計画・評価 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |