環境の変化への対応に関する研究において、データの多様性、量、流れが増加している。アクセス、利用法、相互操作性、再使用や国境を越えた学際的データ、他分野に関わるデータの保護と管理のためには、色々な仕組みが必要である。
ベルモントフォーラムの枠組みの中で、国立研究機構(Agence nationale de la recherche:ANR)とそのパートナーの機関は、科学を基礎としたE-インフラ(E-Infrastructure fondée sur les sciences:SEI)の技術革新を進めるためのプロジェクトの公募を始めた。
2018年7月、パートナー機関の代表者への呼びかけによって、プロジェクトの公式開始時に支援を受ける科学チームが結成された。ベルモントフォーラムのSEIプロジェクトは、ANR、FAPESP(ブラジル)、JST(日本)、MOST(台湾)、NSF(米国)の協力によって、国際的で学際的な科学的アプローチと技術革新とを密接に結びつけたプロジェクトを支えることを目的としており、環境の変化についてのデータの利用法を改善し、コミュニティーに役立つ証拠や指針を示すためのものである。ANRは150万ユーロの予算を提供し、コーディネート役を務める。フランスのパートナー機関が関係する三つのプロジェクトが、この公募に選出されている。
2019年9月11日
ANR:Retour sur le kick-off de l’appel SEI du Belmont Forum pour une meilleure utilisation des données de recherche sur les changements environnementaux
【ニュース・フランス】環境の変化に対応、研究データのより良い使い方
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