5月3日の声明、28日の首相からの発表、31日の法令によると、6月2日から教育機関は段階的に一定の制限のもと活動を再開する。
しかし、オリエンテーション等の初期研修活動は除外されており、テレワークで行うことが推奨されている。研究者や職員の健康管理のため、
厳格な衛生管理の下(物理的な距離,換気,一定の状況下でのマスクの着用)、教育機関は次のような活動を再開する。
- 各自の安全のため、事前予約または召集状による事務手続き。
- 機関が定める条件と厳格な衛生管理の下、博士学生と研修生の研究室への立ち入り許可。
- 診療施設の再開。
- 図書館と大学の文書センター(特定の身分の者または一部の一般の者への貸出サービス、閲覧室)は、
学校が定める条件下によって再開。 - ネット通信環境がない学生に対し、事前予約をすることを条件とし、パソコンルームの利用を認める。
- 職業学校(社会人教育、専門学校)では対面教育を可能とする。
9月からの新年度から厳格な衛生環境整備のもと、初期研修教育は対面授業で行うことを予定している。不安定な衛生状況は続くが、
2020‐2021年度の前期において課題となる衛生状況のリスクは、各機関の衛生マニュアルに基づいて管理される。このことから各機関は、
遠隔または対面教育を状況や対策に合わせて行うことを予定している。衛生環境が悪化した場合、各機関が決定権を持ってその対策を講じる。
6月2日
Ministère de l’Enseignement Supérieur, de la Recherche, et de l’Innovation:
Epidémie de Covid-19 : déconfinement et reprise des activités sur site pour les établissements de l’enseignement supérieur