【ニュース・フランス】文化遺産の保護と世界変動に対する保全活動のジョイントプログラムに関する応募の事前案内

 
文化遺産の保護と世界変動に対する保全活動のジョイントプログラムに対する公募を2019年5月1日より開始し、締切は2019年9月3日。研究期間は最大で3年間。3か国以上が参加した共同研究である必要があり、最大で5か国まで。
 
研究テーマは、

  • 文化遺産を保護するための技術や方法の開発、
  • 文化遺産の再生、活性化、
  • 文化遺産の運営や地域社会の発展に寄与する、
  • 文化遺産や地域社会の役割を変更する際の根拠となるものの発見、
  • 文化遺産に対する持続可能な戦略の開発(工芸品から自然まであらゆる文化遺産に対する文化・社会・経済・環境的なアプローチ)、

など。
 
ヨーロッパにおける継続的な高齢化や世界変動での老朽化に対して文化遺産を保護することは、政府及び研究者の大きな関心事である。文化遺産、建物遺産、自然遺産は相互に連携しており、包括的であることを理解し、認識してもらう必要があることが背景にある。
 
文化遺産の保護、維持に関する国際的で学際的な研究を支援し、個人や政府、企業、研究団体、慈善団体等の間における知識の共有の促進を行い、彼らの活動の相互交流を支援し、研究活動の効果を最大限に引き出すことを目的としている。
 
対象国は、ベラルーシ(NASB)、キプロス(RPF)、チェコ共和国(MEYS)、フランス(フランス国立研究機構:ANR)、イタリア(MIUR)、ラトビア(IZM)、ノルウェー(RCN)、ポーランド(MKiDN)、ポルトガル(FCT)、スペイン(AEI)、オランダ(NWO)、イギリス(AHRC)
 
2019年3月29日
 
Pre-announcement: JPICH Conservation and Protection Call

フランス
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
社会との交流、産学官連携 地域連携、産学官連携
レポート 海外センター