【ニュース・フランス】教員研究者によるプロジェクト公募への応募強化のための方策

 
第28回フランス大学学院(Institut Universitaire de France :I.U.F.)就任式典の際、Frédérique Vidal高等教育・研究・イノベーション大臣は、欧州規模でフランスが研究に多大な貢献をしていることを歓迎した。
 
しかし、欧州における大規模研究プロジェクトへのフランスの参加状況は、現在のフランスの科学の卓越性や財政面の貢献度合いに比べれば高くない。この状況を改善するため、Vidal大臣は、I.U.F.受賞者に、フランスの大学研究が卓越していることを示す象徴として、I.U.F.の例示的な価値を結集させるよう求めた。
 
また、2020年の次回I.U.F.メンバー更新キャンペーンからは、シニアと若手候補者がI.U.F.の応募書類にヨーロピアン・リサーチ・カウンシル(European Research Council:ERC)の予備計画書または欧州共同予備計画書の一部を流用できるようにすることも発表した。I.U.F.は、大学におけるハイレベルな研究の発展を奨励し、学際性を強化することを任務としている。
 
2018年11月9日
 
Des mesures pour renforcer les candidatures françaises aux appels à projets européens pour les enseignants-chercheurs

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
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