【ニュース・フランス】技術研究機関「b<>com」における先進的5Gプロジェクトへの政府支援

 
 高等教育・研究・イノベーション省Frédérique Vidal大臣、Agnès Pannier-Runacher経済・財務・復興大臣付 産業担当大臣、Guillaume
Boudy 投資局長は、技術研究機関(I.R.T.)b<>com」における先進的5Gプロジェクトへの支援を発表した。I.R.T. 「b<>com」において、
5Gの私的ネットワークをより良く提供するためのプロジェクトを推進することが提案された。このプロジェクによって、I.R.Tにおけるこの分野へ
の関与が強化される。これには、数年前から5Gネットワークの中心となる技術において、産業界と学術界の人々への支援と彼らの協力が不可欠で
あった。この提案は、9月初頭に発表されたフランス推進計画の枠組みにおいて、政府から示された重要事項に呼応するものである。
 
 この目的は、先進的5Gの提供体制を、特にインダストリー4.0に関連して整備することにある。I.R.T.の発展を押し進め、ランニオン地域のデジタル
戦略を支援するため、地域産業プログラムにおいて工学的立場からの支援が行われた。戦略会議の支援と連携した政府機関の分析により、I.R.T.
プロジェクトの技術と産業面での妥当性が検証される。政府はこのプロジェクトを支援し、電子通信ネットワークにおいて研究開発力と技術力を
持つランニオンの地域環境の強化を図る。未来の投資計画の枠組みにおいて、7年間で3000万ユーロの公的支援が行われる。これによって、新たに
90人の雇用が生み出され、ランニオン地域の部署(現在15名)にその80%~90%が恒久的に配分される。この政府の取り組みによって、I.R.T.の
パートナーの活動が強固なものとなり、このプロジェクトの成功が期待される。

 
I.R.T. 「b<>com」について
 

I.R.T. 「b<>com」は、2012年に未来の投資計画の枠組みにおいて政府が指定した8つの技術研究機関の一つである。この機関は、デジタルによる
競争力強化に取り組む企業に対して、技術提供を主に行うことを専門とする。I.R.T.には300以上の協力機関があり、主要キャンパスはレンヌに
あり、ブレスト、ランニオン、パリにもキャンパスがある。この機関は、主要な専門技術を構成する様々な分野において、最高レベルの
イノベーションを促進する。
 
12/22


Ministère de l’Enseignement Supérieur, de la Recherche, et de l’Innovation: 
Soutien de l’Etat au projet de 5G souveraine de l’Institut de recherche technologique b<>com

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
社会との交流、産学官連携 産学官連携