2022年2月、Jean JOUZEL氏(気候学者)とLuc ABBADIE氏(ソルボンヌ大学・生態環境科学研究所(iEES)、教授)を共同議長とする専門家グループは、高等教育における環境変容および持続可能な開発の課題に関する意識向上と教育の提供に関する報告書を提出した。
大学や学校では、啓発活動や研修、さらには環境変容に特化したコースが徐々に増えてきている。そのおかげで、すでに学生や団体、地方自治体、欧州連合などと重要なプロジェクトを立ち上げているところもある。
しかし、対応すべき課題の緊急性に鑑み、またJOUZEL氏とABBADIE氏の報告書で専門家が提案したように、我々はプロセスを加速し、すべての学生に環境変容に関する教育を提供しなければならない。Sylvie Retailleau高等教育・研究大臣は、10月20日にボルドーで開催されたシンポジウム「高等教育における環境変容に関する研修:課題と解決策」において、この課題への対応とこの教育を一般化する方法について発表した。
これらの施策は、高等教育機関が所属するすべての省庁との連携のもとで実施される。このような重要な問題への取り組みが省庁に認知されている、すべての機関の関係者、学生、団体による集団的な行動から利益を得ることができるだろう。
10/20
Ministère de l’Enseignement supérieur: La ministre de l’Enseignement supérieur et de la Recherche annonce la généralisation de l’enseignement des enjeux de transition écologique et de développement durable dans l’enseignement supérieur
地域 | 西欧、EU |
国 | フランス |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 政策・経営・行動計画・評価 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |