【ニュース・フランス】小児がんの基礎研究:父母団体へ発表されたプロジェクトの進捗の第一段階

 
Frédérique Vidal(フレデリック・ヴィダル)高等教育・研究・イノベーション大臣は、小児がんの基礎研究への500万ユーロの追加予算を決めた。予算の活用法は、団体の代表者と相談のうえで決定される。2019年9月21日国立がんセンターで発表があり、活動計画の整備がなされた。現在小児がん研究の年間予算は、7,000万ユーロであるが、この公的資金の採択者へ500万ユーロの予算は追加される。
 
がんを克服して成長していく会(GRAVIR)と全国がん・白血病の子供の父母団体(Union nationale des associations de parents d’enfants atteints de cancer ou leucémie:UNAPECLE)をまとめる団体Task Forceは、研究の問題点を明確にし、取り組むべき研究を精査するために設置された。
 
この団体のおかげで、予期されることが共有され明確になり、なすべき行動についての提案がされるようになる。国立がんセンターは、このTask Forceの整備に関わっている。国立がんセンターとパートナーである国内の団体が連携して、実施される計画の見本となる重要な役割を果たす人々や父母の団体と研究組織を機能させていく。腫瘍学についての研究活動は団体の整備によって後押しされ、2019年3月8日施行の法律の枠組みの中で、国立がんセンターに一任された10年に及ぶがん撲滅活動の戦略によってさらに進んでいく。
 
2019年9月21日
 
MESRI:Recherche fondamentale en cancérologie pédiatrique : 1er point d’étape de l’avancement des projets présenté aux associations de parents
 

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究
レポート 海外センター