【ニュース・フランス】“学部におけるフレキシブル進路(PFL)”計画の公募

 
学生の進路と成功に関する法(l’orientation et à la réussite des étudiants :ORE)の一環として、高等教育・研究・イノベーション大臣は、高等教育機関を対象とした“学部におけるフレキシブル進路(PFL)”計画の公募を開始する。これによって、学部に在籍する学生の多様性によりよく応えることができ、学生の満足度の向上が期待できる。この計画によって、教育モデルの真の変化がもたらされるはずである。学生の多様性に対するより適した学部組織の改革として大臣は、学生の個別的支援を学部での失敗を防ぐための最優先事項とし、また大学での課程の再考を促し、それを学生の多様性に対するより柔軟で適したものにするための多くの支援策を講じた。
 
“学部におけるフレキシブル進路”計画の公募
予算は3年で1,240万ユーロである。対象となるのは、共同で一つあるいは複数の学部を構成し、現代化の計画をもつ高等教育機関である。その学部組織改革は、全範囲に広がり、学生の進路の成功と学部中退の見直しとの両方に効果をもたらすことが期待される。“大学の新課程”計画の一環で、本プロジェクトは現在すでに36の新学業課程の組織計画を財政的に支え、教育改革の広がりをもたらした。本プロジェクトは、“公的行動の変化の資金”(公的サービスの向上の潜在価値がある実験,見直しに関する出資)に登録される。
 
2019年5月22日
 
Appel à projets “Parcours Flexibles en Licence” (PFL)

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の多様性
レポート 海外センター