【ニュース・フランス】在外フランス学院長の任命

 
諮問委員会の意見を受けたFrédérique Vidal(フレデリック・ヴィダル)高等教育・研究・イノベーション大臣の提案に基づいて、共和国大統領はVéronique Chankowskiをアテネフランス学院長に、Brigitte Marinをローマフランス学院長に、そしてLaurent Coulonを在カイロ国立東洋建築研究所長の職に任命した。(2019年6月1日付)
 
人間社会科学が担う役割は、現代から見た前史的な地中海、スペイン、イベリア、イベロアメリカン、そしてアジア社会の研究を包括的に進めていくことである。これらの研究は、現在博士在学中の研究者、ポスドク研究員、および研究者によって担われる。外国にそれらの学院を設置することや学院による協力・援助によって、研究者は特別な資料(図書館、揺籃期本、考古学サイトなど)を利用することが出来る。
 
これにより、各分野の最高の研究を進めることができる。そして、外国でのフランス研究において大きな役割を担う。また、この三人の学院長は、カサ・デ・ヴェラスケスのMichel Bertrand学院長、国立東洋学院Christophe Marquet学院長とともに、これまで築き上げた在外フランス学院のネットワークの発展を継続していく意思を表明した。このネットワークの中で、学院は共通の科学プロジェクトを発展させ、学院の活動などの可視性を強化していく。
 
2019年9月6日
 
MESRI:Trois nominations au sein du réseau des Écoles françaises à l’étranger
 

地域 西欧
フランス
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