2018年3月27日にパリで開催されたフランス博士号デーが、Frédérique Vidal(フレデリック・ヴィダル)高等教育・研究・イノベーション大臣によって閉会された。高等教育・研究・イノベーション省(Ministère de lʼEnseignement supérieur, de la Recherche et de lʼInnovation:MESRI)が博士課程教育の責任者に向けて企画した本イベントは、フランス高等教育における最高峰の学位に関した意見交換と考察を行う初めての日となり、博士号の認識、博士課程の学生へのサポート、博士の就職に関する現状分析が行われた。
博士号の革新および公職の博士号取得者への開放が議論され、ヴィダル大臣は、ハイレベルな研究課程として研究大学(EUR)のためのプロジェクト公募の開始、博士の民間企業への就職奨励として、研究による産業教育協約(CIFRE)の増加、2018年夏までに博士課程の学生を職業証明の国内リストに登録すること(RNCP)の3対策を発表した。
2018年3月27日
Favoriser la reconnaissance du doctorat et l’insertion des docteurs
Frédérique Vidal annonce de nouvelles mesures pour la reconnaissance et la valorisation du Doctorat
【ニュース・フランス】博士号の認識改善と博士の就職優遇
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