【ニュース・フランス】医療系の学生への福祉に関する15の取り決め

 
2018年4月3日、アニエス・ビュザン連帯・保健大臣、Frédérique Vidal(フレデリック・ヴィダル)高等教育・研究・イノベーション大臣は、Donata Marra博士が両大臣に提出した報告書に基づいて、医療系の学生への福祉に関する15対策を発表した。
 
概要は以下の通り。
 
<早急な対策>

  • 暴行被害者に寄り添う組織を全大学に創設
  • 全ての医療系学部に、全ての学生に対して開放され、かつ機密性を確保した組織の創設
  • 大学の保健サービス機関の強化と大学保健センターとしての発展促進
  • 特例評価の国の組織の配置
  • 学生による、研修場所の体系的評価の確保
  • 社会心理リスクに関する学際的モジュールの導入
  • 研修労働条件の向上

 
<医療系課程の全体的改造>

  • 学生自身による進路決定
  • 2019年度開始までに、全大学教育の関連づけと全医療系学生の、予防医学・文化活動・運動へのアクセス確保
  • 習得必須な能力に焦点をあてた大学課程

 
<良い実践例を評価・認定・共有するための国および地域における調整>

  • 国による支援センターの創設
  • 学生団体と連携して、地域組織を創設する
  • 学生団体と連携して、定期的にアンケートを実施する
  • フランス保健衛生機構と学生団体と連携して、プロモーションビデオの作製
  • 教官の教育特別モジュールの開発

 
2018年4月3日
 
15 engagements pour le bien-être des étudiants en santé
 

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の就職
その他 その他
レポート 海外センター