【ニュース・フランス】再生可能海洋エネルギーのための海洋実験サイトSEM-REV稼働

SEM-REVは再生可能エネルギー(EMR)のための世界で最初の海洋実験サイトであり、送電網に接続され、事前に行政の認可を得た装置であり、数々の新技術が使われている。ナント発電所とフランス国立科学研究センター(CNRS)の共同運用であるSEM-REVは装置が海中と地上にあり、運用可能な条件下で、実用可能であることを示す原寸大のプロトタイプである。SEM-REVはロワール・アトランティック県のクロワジックで2015年8月25日、15時30分に稼働を始めた。
この実験サイトはフランス電力網に接続された8MWの電力ケーブルを備えている。
2007年に始まった国-地方計画2007-2013の一環として始まったSEM-REVの総予算は約2,000万ユーロである。そのうち、1,700万ユーロは主要なパートナーによるもので、ペイ・ド・ラ・ロワール地方が990万ユーロ、国が320万ユーロ(うち、175万ユーロは「未来への投資」枠から)、そして、ロワール・アトランティック県から125万ユーロを負担する。さらにヨーロッパ基金(FEDER)が250万ユーロを拠出している。

URL1: http://www2.cnrs.fr/presse/communique/4171.htm

地域 西欧
フランス
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究