細菌膜を通してナトリウム輸送をする、イオンポンプKR2の分子構造がロシア、ドイツ、フランス(構造生物学研究所、CEA/フランス国立科学研究センター(CNRS)、グルノーブル=ジョゼフ・フーリエ大学)の研究者たちの共同研究によって解明された。これらの結果から、研究者たちは、KR2のイオン選択性をナトリウムポンプからカリウムポンプに換える方法論を開発することができた。ニューロンに組み込まれた、修飾されたKR2ポンプは光と遺伝学の組み合わせによる進歩が著しい光遺伝学における新しいツールとなる。この発見は2015年5月6日、Nature Structural and Molecular Biologyに発表された。
【ニュース・フランス】光によって制御される細胞のための汎用「分子スイッチ」
地域 | 西欧 |
国 | フランス |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 研究 |