今後五年間にわたる新たな枠組み協定が、カナダ農務省Gilles Saindon次官と国立農業・食糧・環境研究所(Institut national de recherche pour
l’agriculture, l’alimentation et l’environnement:Inrae)のPhilippe Mauguin会長との間で調印された。
カナダ農務省は、農業・食料の分野において環境に関連する公的研究について国家の主要な役割を担っている。この2つの機関は長い間、共通の利益
となるいくつかの主要分野において協働しており、様々な国が参加する国際的な研究フォーラムへも共に参加している。
2015年の最初の協定から、この2つの機関は、多くの共同活動を行ってきた。例えば、土壌の炭素吸着能力、温室効果ガス、乳製品や牛乳の
品質生理学についてである。
この新協定によって、科学的協力活動の強化が期待される。若手研究者の交流、植物や土壌の中の微生物に関するいくつかの分野、オープン
イノベーション(リビングラボ)、農業食品プロセス、飼育と乳製品など将来の共通の課題に関する活動を通じて、新たな課題に対する
新しいプロジェクトを運営していく。
6月3日