【ニュース・フランス】世界大学学術ランキング2020において世界第三位となったフランス:歴史的偉業をFrédérique Vidal大臣が評価

 
 上海ランキングの名で知られる今年の世界大学学術ランキングにおいて、フランスは30の機関がランクインし、そのうち5つはトップ100
(2019年より2増)、3つがトップ50(2019年より1増)、1つがトップ20(2019年より1増)であった。フランスはトップ20の中にある
機関において、アメリカとイギリスに続き世界で3番目に多く、高等教育と研究における質が高く評価された。

 
 高等教育・研究・イノベーション省Frédérique Vidal大臣は、2019‐2020年に創設された新たな大学モデルがランキングに反映され、
今までにない成功を収めているという事実から、その成果を高く評価した。大臣は特に、フランスの大学で1番ランキングの高かった
パリ‐サクレー大学(ヨーロッパで3番目、ケンブリッジやオックスフォードを抜いて世界で14位。6月のテーマ別ランキングの数学部門で
世界1位であった。)の結果を祝福した。

 
 同様に、PSL研究大学(36位)、ソルボンヌ大学(39位)、パリ大学(65位)、グルノーブル‐アルプ大学(99位)、そしてランクイン
した全ての大学を祝福した。大臣は社会科学高等学院、グスタフ=エッフェル大学、パリ12大学、トゥール大学、コートダジュール大学の
ランクインについても好意的に言及した。これらの大学は、2020年6月のテーマ別上海ランキングにおいて既に素晴らしい実績を上げていた。

 
 そこでは86のフランスの機関がランクインしており、そのうちの37機関は、一つのテーマにおいてトップ100入りしている。フランスは
数学において第1位、生態学において第2位、海洋学において第3位となった。大学とグランゼコールと研究機関との壁を取り除き、
これらの機関の間で組織再編を行い、戦略を展開する。2018年12月12日の法令発布により、国内の機関の科学研究が推進され、世界により
評価されることが期待される。

 
 Frédérique Vidal大臣は次のように言及した。「私はランクインした機関と研究チームに敬意を表する。我々の大学が国際的に輝く
ための特別な努力によって、その成果が実り始めている。大学の新たなモデルはその正当性を証明し、国際的計画における教育と研究の
クオリティーの高さは世界的に知られるようになっている。今後10年間で250億ユーロが投じられる研究プログラム未来法により、
科学大国としてのフランスが一丸となり、更に実績を上げることになるだろう。」
 
8/15
 


Ministère de l’Enseignement Supérieur, de la Recherche, et de l’Innovation:
La France en 3ème position mondiale du classement de Shanghai 2020 : une percée historique saluée par la ministre Frédérique Vidal

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他