【ニュース・フランス】マスター課程学生のモビリティを高めるための支援

学業・就職活動を支援するため、Frédérique Vidal高等教育・研究・イノベーション大臣は最初の就職先を見つけるためのツールをマスター(修士)課程の学生に引き続き提供することで、モビリティを高めることを決定した。

 

マスター・モビリティ支援はリサンス課程で国の免状を取得した学生が地理的に移動しやすいようにし、リサンスを取得したときとは異なる大学区でマスター免状取得のために第1年次に在学する学生を対象にしている。支援額は学生1人につき1,000ユーロである。この支援を受けるためには、リサンス在学の学生はetudiant.gouv.frサイトで、2017年8月23日からオンライン応募することができる。

 

初回就職支援制度(Aide à la recherche du premier emploi:ARPE)は2017年度も継続されるだろう。ARPEは最終学年で奨学金を得た28歳以下の若い卒業生を対象としており、学業修了後の就職活動期を支援している。
応募資格には変更はなく、高等教育の修了者に対して、ARPEの支給額は免状を準備した最終学年に、社会的境遇を考慮して支給されていた給費額(100から550ユーロ)、あるいは見習い中の者に対しては300ユーロとなる。応募するには、免状取得から4ヶ月内にオンライン応募することができ、ARPEは最長4ヶ月間提供される。

 

2017年8月8日

 

Ministère de l’Enseignement supérieur, de la Recherche et de l’Innovation:Mise en place de l’aide à la mobilité en master

地域 西欧
フランス
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