2018年10月18日の協議の際、Frédérique Vidal高等教育・研究・イノベーション大臣が、高等教育における職業訓練短期課程の開発と近代化について発言した。
学生を「成功させること」とは、学生を希望する職業に就かせることも含まれる。若者の失業率は20~24歳で約14%であり、15~29歳の15%が無職で教育や訓練を受けていない状態にある。また、
- 高等教育の卒業資格を持たない若者の失業率は、高等教育修了者に比べて3倍である、
- 卒業資格を持たない者は、初めてのCDI(無期限雇用契約)を結ぶまでに平均1年間かかるのに対し、高等教育修了者は約3ヶ月であること、
- 専攻分野も、若者の専門分野の確立に重要である
として、高等教育が担う役割を強調した。
一方で、
- 教育内容と職業生活に対する要望を結びつけるべきか、教育を職業へと変遷させるべきか、
- 専門的な教育課程を多様化させるべきか、教育課程に一貫したアプローチを採用するべきか、
- 不可逆的な印象を与えることを覚悟の上で、分かりやすく直線的な学業キャリアパスを奨励すべきか、教育–職業生活間を行き来し、各自が自分に合った教育モデルを見つけられるような学業キャリアパスを奨励すべきか、
といった、課題を投げかけた。
2018年10月19日
Ministère de lʼEnseignement supérieur, de la Recherche et de lʼInnovation:Concertation sociale sur la professionnalisation du 1er cycle post-bac: discours de Frédérique Vidal