【ニュース・フランス】フランス・ストラテジー報告:フランス流MOOC(注)を確認

高等教育・研究担当大臣Thierry Mandon氏は、フランス・ストラテジーによって、2016年2月4日に公開された報告書「MOOCのためにどのような開発戦略があるか?」がまとめられたことを祝福した。
フランス・ストラテジーは、(インターネット上で自由に利用できるコースウエアである)大規模オープン・オンライン・コースの遅れに追いつくために、フランスが行ってきた努力を強調している。実際、高等教育省が知識のデジタル化に向けた活動を支援してきた。これらの努力とあらゆる機会をとらえて行ってきたコミットメントが実を結んだ。まず、2013年にFUN(France Université Numérique)が作られ、今日、140以上のオンラインコースが開かれ、56万人の登録者に配信されている。この成功により、フランスは他のヨーロッパの主要パートナーと同レベルに達しており、デジタル技術が仲介となる教育におけるイノベーションの熱意を示している。
フランス・ストラテジーの報告書では、フランスはデジタル教育のこの中心的な部分での遅れは取り戻した。しかし、調査研究では、とりわけヨーロッパレベルでこのサービスを改善するための方策を提供している。デジタルへの転換が知識獲得に寄与することを知ったThierry Mandon長官は、今後3年間事務局議長を務めることになるフランスが、ボローニャ・プロセスの枠組みの中で積極的にMOOCをアピールしていくことを約束した。
MOOC開発は知識へのより広範なアクセスを可能なものにしている。
2016年2月4日

 

Rapport France Stratégie : le MOOC à la française s’affirme

(注)MOOC:Massive Open Online Cource  インターネット上で受講できる大規模な開かれたオンライン講義のこと

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
社会との交流、産学官連携 社会貢献