【ニュース・フランス】フランスの格差問題

2014年9月15日、ドイツのBertelsmann財団による格差調査結果が発表された。本調査は、欧州28カ国を対象に、貧困防止、教育、労働市場、健康、世代間格差、社会的団結の6分野を調査したもの。その結果によると、フランスは欧州平均をわずかに上回る12位に過ぎず、格差解消のための対策が今後の課題となった。項目別では、高齢者の孤立に関しては、4位(11%、欧州平均21.7%)と健闘している一方で、社会的出身の学歴への影響では26位と下位にランク付けされた。本調査結果を受け、Le Monde紙は、フランスは低所得層に対して厳しくなってきており、社会的連帯感が崩れてきていると分析した。

Le Monde紙 “ Inegalite: les pietres resultats du modele francais ”(2014年9月16日)

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
その他 その他
統計、データ 統計・データ