【ニュース・フランス】フランスとヨーロッパの科学的、技術的、産業的リーダーシップを確保するために‐C.E.A.の目的と活動に関する契約の調印

 
環境移行省の Barbara Pompili 大臣,高等教育・研究・イノベーション省の Frédérique Vidal 大臣,原子力・代替エネルギー委員会(CEA) の François Jacq 事務局長は、2021年‐2025年の期間の CEA の目的と活動に関する契約に調印した。

 
機関の市民活動に関係するこの契約は、知識を産業関係者にもたらす使命があり、主要な現代の課題である研究分野を再確認する:エネルギー
とデジタル移行、未来の医療のための技術開発。

 
C.E.A. はフランスの研究開発の主要機関であり、強力な社会的および戦略的課題に対応するテーマに焦点を当てている:エネルギー、デジタル、
健康。
基礎研究から産業展開に至るまでの一連の専門知識を活用し、C.E.A. は企業に画期的なイノベーションを生み出すために不可欠な技術開発
を提供している。

 
そして、C.E.A. は長い間、大きなグループから中堅企業や中小企業まで、産業界と特別な関係を維持してきた。地域に根付くことで、地域の社会
経済活動や、卓越性とノウハウの循環にも貢献している。

 
「フランスとヨーロッパの科学技術、産業のリーダーシップを確保するために行動する」という強い目的を再確認し、この新しい目的と活動に関する
契約では、科学的、技術的知識の生産と主要技術への移転を通し、フランスとヨーロッパの産業の経済的回復力と競争力を強化し、技術の独立性、
雇用創出に貢献するために、C.E.A. がカギとなり中心的な役割を果たす

と確認した。

 
この契約の締結は、3年前からの C.E.A. の変革の過程における重要なマイルストーンである。2018年以降の方向性により、フランスとヨーロッパ
レベルで大きな課題であるエネルギーとデジタル移行、将来の医療のための技術開発に対応するために、産業および学術パートナーと共に貢献できる
ようになる。

 
衛生危機では、C.E.A. は大きな役割を果たし、その経済的・社会的影響力を発揮し、また、この時期の教訓は、特にフランス再興計画に反映され、
その方向性の連関を確認した。

 
C.E.A. は、社会が直面している課題に対応するための行動を継続し、大きな学際性、敏捷性、魅力の向上、学術パートナー、社会経済界、エコシステム
に対する開放性を高めることで、研究プラットフォームとその多様な技術の豊かさを最大限に活用できるようにする。

 
C.E.A. は、欧州・国際戦略の一環として、中小企業や中堅企業から大規模なグループに至るまで、産業パートナーおよび科学パートナーとのコラボ
レーションを強化し、組織からの派生かに関わらず、スタートアップの業界とより緊密に協力していく。

 
責任ある機関として、C.E.A. はこれらの構造化された目的を超えて、特に若者に対する危機の軽減に貢献している。例えば、今年は1000の研究就労
契約を提供し、若い世代に魅力的な専門職の将来性の回復に努めていく。

 
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Ministère de l’Enseignement supérieur: 
Agir pour assurer à la France et à l’Europe un leadership scientifique, technologique et industriel – signature du contrat d’objectifs et de performance du C.E.A.


地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事、政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究