フランス国立情報学自動性制御研究所(INRIA)は2015年初頭に始まったビッグデータに関するヨーロッパ官民パートナーシップ(PPP)を調整するBig Data Value Association (BDVA) 協会に加盟した。
ホライゾン2020計画の一環として、ヨーロッパ委員会によって出資された協会であるPPPは、ビッグデータに関する専門技術に基づいたシステムとサービスにおけるサービス提供者と末端ユーザの競争力と産業界でのリーダーシップをより確たるものにすることを目的としている。この協会はEU内の研究とイノベーションに関する手段とネットワークを構築することを狙っている。
マドリッドで去る6月17日から19日まで開かれたBDVAの第1回会議では、INRIAはビッグデータの分野で活動し、データのバリュー・チェーンを総合的に網羅する8つの研究センターに属する30の研究チームによって中心メンバーとして迎え入れられた。この協会にINRIAが参加することにより、産業界の関係者および学界のリーダとINRIAが直接協力を進めることができるだけでなく、INRIAの研究センターにおける研究開発を促進し、意義あるものにすることにつながる。
URL1: http://www.Inria.fr/actualite/actualites-inria/inria-acteur-de-la-recherche-europeenne