【ニュース・フランス】パリ東クレテイユ大学におけるいじめ:Najat Vallaud-Belkacem国民教育・高等教育・研究大臣は国民教育・研究管理一般監査(IGAENR)に入念な調査を指示

2015年新入生歓迎行事が行われた週末にパリ東クレテイユ大学の医学部2年生の学生が被害を被った深刻ないじめ行為を報じた2016年10月13日付けのル・モンド紙の記事を受けて、Najat Vallaud-Belkacem国民教育・高等教育・研究大臣は国民教育・研究管理一般監査(IGAENR)に問題の責任はどこにあるかを明らかにするために、できるだけ早い時期に徹底的に究明するよう指示した。
いじめは、刑法225条16-1による処罰の対象となる罪であり、人間の尊厳を損なうものである。いかなる伝統も帰属意識もグループの圧力下で新入生に対して行う卑劣で屈辱的な行為を正当化することはできない。
毎新学期のように、大臣は高等教育機関に対して、2016年9月28日付けの通達により、高等教育機関の使命に鑑み、多くの場合、耐えがたいことがしばしば起きる新入生歓迎の週末に学生がお祭り気分で行う行事に伴って起きる、いじめの違法行為を防止し、制裁するという責任があることを思い起こさせた。
大臣はパリ東クレテイユ大学に対して、2016年の「新入生歓迎週末」の実行にあたって、参加者の安全を確保するために必要なあらゆる予防措置をとるよう指示した。

 

2016年10月17日

 

Enseignement supérieur et Recherche:Bizutage à l’université Paris-Est Créteil : Najat Vallaud-Belkacem diligente une enquête de l’I.G.A.E.N.R.

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
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