【ニュース・フランス】スポーツは有益であるが、やりすぎには注意

 
スポーツは健康に良いが、高いレベルのスポーツ選手の間では過剰な練習は有害といわれている。オーバーワーク症候群に苦しむアスリートの証言にもあるとおり、急激な疲労によるスポーツのパフォーマンスの減少には科学的関心が向けられている。
 
AP-HPピティエ・サルペトリエール病院にある脳・脊髄研究所のMathias Pessiglione研究ディレクター(国立衛生医学研究所(Institut national de la santé et de la recherche médicale:Inserm)/フランス国立科学研究センター(Centre national de la recherche scientifique:CNRS)/ソルボンヌ大学)の研究によると、急激な体のトレーニングは、認知コントロールに関与する脳の機能にダメージを与えるとのこと。
 
この研究は、国立スポーツ・鑑定・パフォーマンス研究所(Institut national du sport, de l’expertise et de la performance:INSEP)と国立ドーピング規制機関(Agence française de lutte contre le dopage:AFLD)との共同で行われた。実験の結果の全体は、Current Biology誌に掲載されている。
 
2019年9月26日
 
Inserm:Le sport a ses bienfaits mais attention aux excès
 

地域 西欧
フランス
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大学・研究機関の基本的役割 研究
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