Reacting協会研究者との会談後、Agnès Buzyn連帯・健康大臣とFrédérique Vidal高等教育・研究・イノベーション大臣は、コロナウイルスに関する研究の推進のため、政府が250万ユーロの追加予算を拠出すると発表した。1月初旬、武漢にて最初の新型コロナウイルスによる肺疾患の感染発表後、Reacting協会は所有する科学情報を共有し、フランス国内での研究活動の調整を始動した。更なる研究活動の発展のため、協会は次のような複数の研究指針を設置した。
- 感染症の追跡とモデル化
- ウイルスの特徴把握
- 診断技術の向上
- 治療方針の確定と向上
研究プログラム発展のため、政府は250万ユーロの追加予算を決定した。まず、新型コロナウイルスの発生以来、各研究所で既に取り組んでいる活動を強化するため、この2つの省から50万ユーロが支給される。
さらに、高等教育・研究・イノベーション省は、200万ユーロを追加支給する予定である。Reacting協会は、国⽴保健医学研究所(Institut national de la santé et de la recherche medicale:INSERM)によって管轄され、学際的で複数の機関にまたがる、全国生命科学・医療研究連盟(Aviesan)の後援を受ける組織である。
また、科学研究者たちの公衆衛生に関する研究成果を感染症対策に活用し、INSERM、国立科学研究センター、パスツール研究所、国立開発研究所、大学病院、大学のような研究機関を連携する役割を持っている。
2月10日