【ニュース・フランス】インターンの労働時間と安全確保のための休息遵守

医療機関に対して今日、発表された通達では、Marisol Touraine厚生大臣、Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣がインターンの労働時間に関して、医療機関に対して一切の特例を認めることなく、当直後は安全確保のための休息を摂ることを厳格に求めている。
Marisol Touraine厚生大臣、Thierry Mandon高等教育・研究担当大臣は安全確保のための休息が遵守されない場合には制裁を科すと述べた。
インターンの労働時間に関するいくつかの規則がこの数年間で決められている。

 

•インターンの週当たりの労働時間は11半日から10半日に短縮された
•24時間の当直後は、安全確保のために連続して11時間の休息を摂る権利を保証する
•週毎に個人毎の週間時間割によって労働時間管理を行う

 

今回の通達は、この補償休憩を遵守しない医療機関に対しては厳格に制裁を科し、若手医師を養成する機関としての認可を停止するとしている。
「インターン制度は医療システムの基本的な要素である。若い医師に対して安全確保のための休息を確保するというのは優先課題であり、街中でも、病院においても、すべての人に適用されなければならない。いかなる規則違反も許されるべきではない」とMarisol Touraine大臣は述べている。
「質の高いインターンの養成のためにはこの規則は不可欠な保証であり、これは患者の安全にとっても、インターンの安全にとっても重要である」とThierry Mandon大臣は語っている。

 

2016年6月7日

 

Enseignement superieur et Recherche:Temps de travail des internes et respect du repos de sécurité

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価