【ニュース・フランス】「気候変動下のわれわれが共有する将来」会議がユネスコで開かれる

2015年7月7日から10日まで、パリ・ユネスコ本部において、世界の科学者約2,000人を集めて、「気候変動下のわれわれが共有する未来:Our common future under climate change, CFCC15」が開かれた。共催は環境研究アライアンスで、議長はジャン・ジューゼル氏、国民教育・高等教育・研究省(MENESR)が後援した。
この会議は2015年12月にパリで開催される予定のCOP21前では、もっとも多くの科学者を集めたフォーラムである。気候変動に関する政府間パネルの第5次レポートを拠り所として、気候変動への適合と気候変化の緩和のための可能な解決策を探るために開かれた。

4つの主要テーマが採り上げられた:
・気候変動に関するもっとも進んだ科学的知見を広める。
・持続可能な開発とともに気候変動の緩和と適合を組み合わせることで可能になるさまざまな解決策を探る。
・科学的証拠に基づき、気候変動によってもたらされる課題に対する潜在的な解決策を評価する。
・広い意味で科学界と社会との対話に貢献する。

URL1: http://www.enseignementsup-recherche.gouv.fr/cid91305/conference-scientifique-our-common-future-under-climate-change-a-l-unesco.html
URL2: http://www.agence-nationale-recherche.fr/informations/actualites/detail/conference-internationale-notre-avenir-commun-face-au-changement-climatique/

地域 西欧
フランス
取組レベル 国際機関レベルの取組、政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
大学・研究機関の基本的役割 研究