【ニュース・ノルウェー】英語能力低下の傾向

Education First(EF(*1))の実施した英語能力調査によると、トップ5にスカンジナビア3か国が入った。デンマークが1位(EPI(*2)スコア69.3)、続いてオランダ(EPIスコア68.98)、スウェーデン(EPIスコア67.8)となった。ノルウェーについては、5位にランク付けされたものの2011年に記録されたEPIスコア69(1位)からポイントを5%大幅に下げた結果となった。EFによる分析では、ノルウェーは、“大変高い習熟度”を有する国に分類されているものの、スコアの降下傾向を如実に示しているとされた。
この指標は、2011年から、63の国・地域において75万人のデータをもとに算出されている。傾向としては、欧州地域の英語能力は他の地域に比べるとはるかに高く、収入、生活の質、ビジネスの利便性、インターネットの使用量、学校教育年数と英語能力には相関関係があると分析されている。

*1 Education Firstは、1965年に創業し、現在52か国に500の学校と事務所を有する言語教育・学術プログラム・文化交流に特化した世界有数の教育関連企業である。

*2 EPIは、English Proficiency Indexの略で、テスト受験者の文法、語彙、リーディング、リスニングの4技能について総合的に数値化したものである。

URL1: http://www.ef.co.uk/epi/

地域 北欧・バルト三国
スウェーデン、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
統計、データ 統計・データ