ノルウェー科学技術大学(NTNU)とベルゲン大学(UiB)は、研究・教育面における日本との協力関係を強化するため、共同でイノベーションノルウェー東京事務所(駐日ノルウェー王国大使館通商技術部)内に専任のアドバイザーを採用し、2年間の予定で新たな体制による活動に取り組む。
その具体策は以下のとおりである。
・NTNU およびUiBと日本の提携先との関係の強化
・日本の各機関に関するアドバイスおよび情報の提供
・研究者、学生および経営者のための交流の場を創出
・NTNUおよびUiBと日本の大学との間の学生・職員の交流促進
・研究・教育活動と産業界の連携
NTNU は、物理学、数学、神経科学、エネルギー、環境、材料科学、国際政治といった分野で、日本の大学と長年に亘り提携してきた。また、独自の日本研究プログラム「ジャパン・プログラム」があり、2003年より「環境とエネルギーにおける京都国際フォーラム(KIFEE)」を率いてきた。
UiBは現在、言語学、気象、海洋、エネルギー、極地研究の分野で日本の大学と提携しており、今後はさらに保健科学や社会科学、法律といった新たな領域での協力関係の発展を目指している。
駐日ノルウェー大使館:ノルウェー科学技術大学とベルゲン大学、日本での活動を強化