【ニュース・ドイツ・日本】シュタインマイヤー連邦大統領がべレビュー城でフンボルティアーナたちと交流

フンボルト財団(Alexander von Humboldt-Stiftung:AvH)の年次総会として570人以上の研究者たちが2017年6月29日にドイツ連邦大統領の招待を受ける。

 

ブラジル、キューバ、英国、フランス、中国、カメルーン、スリランカ、米国など80か国以上から多くの研究者が今回の年次総会に参加する。現在、AvHの支援を受けてドイツ国内で研究を続けている570人以上の外国人研究者たちは、6月28日から29日にかけてベルリンで開催される年次総会に彼らの家族も含めて招待される。フンボルト財団の年次総会ではフンボルティアーナ(AvHからの支援を受けたことのある研究者たち)の意見交換の場となっている。

 

今回の総会のハイライトとなるのは6月29日に行われるシュタインマイヤー連邦大統領との対面である。シュタインマイヤー連邦大統領のフンボルティアーナとの交流は、連邦大統領就任後としては今回が初めてとなる。レセプションの前には、連邦大統領が日独間交流の強化に貢献したとして、日本人哲学者である安部浩氏にフィリップ・フランツ・フォン・ジーボルト賞を授与する。

 

年次総会は、6月28日にAvHシュヴァルツ理事長とベルリン工科大学トムゼン学長の挨拶によって始まる。二人の挨拶に続いて、フンボルト財団賞受賞者でありノーベル物理学賞受賞者でもあるハロヘ氏によるドイツでの体験談をもとに発表が行われる。ドイツと相手国との学術的、また文化的な交流を促進するためのフンボルト同窓会賞受賞者の発表もオープンニングセレモニーのセッションにて行われる予定である。
研究者たちは年次総会が開催される二日間に、例えば互いの研究プロジェクト、ドイツあるいは互いの国での生活や研究活動について意見交換をすることが可能である。

 

2017年6月21日

 

AvH:Bundespräsident Steinmeier empfängt Humboldtianer in Schloss Bellevue

地域 中東欧・ロシア、アジア・オセアニア
ドイツ、その他の国・地域
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
国際交流 研究者交流、国際化
顕彰 顕彰