ウクライナ復興に関するG7と欧州委員会の国際会議に際し、ドイツ(Hochschulrektorenkonferenz: HRK)、フランス(France Universités)、ポーランド(Konferencja Rektorów Akademickich Szkół Polskich: KRASP)の学長会議が、教育・研究の重要性を十分に考慮した計画を立てるよう呼びかけた。
共同宣言では、ウクライナの近代的で国際的に魅力ある高等教育機関の設立を支援するため、長期的な協力関係を築く用意があることを強調している。機能的な教育・研究システムの中核として、高等教育機関はウクライナの社会・経済の復興と長期的で前向きな発展に中心的な役割を担っている。実効性のある高等教育は、ウクライナの経済、政治、社会の専門家やリーダーを養成するための前提条件であり、破壊されたインフラの再建を研究開発によりあらゆる主要分野で支援できるようにするものである。
学長会議は、G7と欧州委員会に対し、ウクライナの大学と欧州の大学との長期的な協力関係を可能にする適切な政治的・財政的条件を整えるよう要求している。そういった取り組みを長期的に継続することが、社会的・経済的な復興と、ヨーロッパの共同体の一員としてのウクライナのさらなる発展を成功させる鍵となる。
2022年10月25日
地域 | 中東欧・ロシア |
国 | ドイツ |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
行政機関、組織の運営 | 政策・経営・行動計画・評価 |
国際交流 | 国際化 |
社会との交流、産学官連携 | 社会貢献 |