【ニュース・ドイツ】連邦政府が学問有期契約法の改正を決議

連邦政府は、ドイツの若手研究者の雇用条件を改善するため、学問有期契約法の改正に関する草案を閣議決定した。これにより、大学・研究機関における不適切な短期契約が禁止されることになる。
主な改正点は以下のとおり。
・被雇用者が資格取得(博士号取得等)を目指す場合のみ、正当事由なしの有期雇用を認め、資格取得を目指さない被雇用者に対して契約期間を定めることは禁止される。
・被雇用者が資格取得(博士号取得等)を目指すための有期雇用に関しては、契約期間は資格取得に適した期間であること。
・外部資金による雇用の場合、雇用期間はその外部資金が認められている期間に相当すること。

URL1: https://www.bmbf.de/presse/bessere-bedingungen-fuer-den-wissenschaftlichen-nachwuchs-1049.html

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事、政策・経営・行動計画・評価
人材育成 若手研究者育成、研究者の雇用