【ニュース・ドイツ】財政危機にもかかわらずエラスムスプログラムによる留学生数は増加

欧州における財政危機にもかかわらず、海外で学ぶドイツ人学生及び研究者は増加している。特に、インターンシップのために留学する学生や研究者の数が顕著に伸びているという結果が、ドイツ学術交流会(DAAD)が行った調査“ Student and staff mobility in times of crisis“により明らかになった。
2008-2009年度から2012-2013年度にかけて、エラスムス加盟国において、留学目的で海外に滞在した学生数は毎年平均6%伸び、16万8000人から21万2500人に増加した。また、外国でインターシップに参加した学生数は、毎年平均16%増え、3万人から5万5600人に増加した。
海外でのインターンシップを希望する者が顕著に増えた一因には、大学卒業後の就職のチャンスを高める機会だと考える学生が増えていることが挙げられる。

URL1: https://www.bmbf.de/presse/mobilitaet-im-erasmus-programm-trotz-finanzkrise-weiter-steigend-452.html

地域 中東欧・ロシア、EU
ドイツ、その他の国・地域
取組レベル 国際機関レベルの取組
国際交流 学生交流、研究者交流、国際化
人材育成 学生の就職