フラウン・ホーファー国際マネジメント・知識経済研究所、テクノポリスグループ、フラウン・ホーファー自然科学技術動向分析研究所が連邦教育研究省(BMBF)の委託により実施した評価の結果、自然科学の基礎研究において共同研究は、研究を助成する際の国際的に主要な手段の一つであることが報告された。当該評価の対象は、「大型機器を使った自然科学基礎研究」という、助成期間10年間のプロジェクトである。2015年6月から2016年5月までの間、1,000以上の助成プロジェクトデータを評価し、研究者にオンラインアンケートならびに専門家によるヒアリングを実施した。当該プロジェクトの国際的なケーススタディーでは、他の国々と比較することが可能になった。また、共同研究は、ドイツの大学の優秀な研究者を、時事的な研究課題を取り扱う大きな研究インフラへ送り込んでいることが確認された。
2017年1月25日