【ニュース・ドイツ】北京にてグローバル・リサーチ・カウンシル開催

第3回グローバル・リサーチ・カウンシル年次会合が、2014年5月26日から28日まで北京において開催された。
グローバル・リサーチ・カウンシルは、世界中の学術振興機関長による自発的かつ非公式の会合である。ドイツからはDFG(ドイツ研究振興協会)が代表として参加している。
本会合では60以上の研究機関及び学術振興機関が、若手研究者育成及び科学論文へのオープンアクセスに向けた共通の基盤整備について方策を議論した。
まず若手研究者育成について、早期独立、機会の平等、学際的共同研究の重要性が確認され、若手研究者への支援の拡充の活動計画について同意がなされた。
オープンアクセスについては、昨年の年次会合において計画案が合意されており、本会合では事前調査によって、多くの機関がすでにオープンアクセスについて各機関の資金供与ガイドラインに取り入れ、対応を進めていることが公表された。また今後さらに研究成果の共有について、ガイドラインの策定を求めている。
来年の会合は、2015年5月に東京で開催される予定である。

URL1: http://www.dfg.de/en/service/press/press_releases/2014/press_release_no_20/index.html

地域 中東欧・ロシア、アジア・オセアニア
ドイツ、中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
国際交流 国際化