【ニュース・ドイツ】全世界における経済、法律、そして社会

世界98か国からの、ドイツ学術交流会(Deutscher Akademischer Austauschdienst:DAAD)から奨学金助成を受けている450人以上の学生たちが、2017年4月28日から30日にかけてバイロイト大学で経済と政治における世界的な繋がりについて討論する予定である。この会合は、DAADの副会長であるジョイブラト・ムケジェエ教授とバイロイト大学の副学長で、国際事情及び男女雇用機会均等担当のトーマス・シャイベル教授が主催する。多くの講演会、討論会が予定されているほか、個人レベルで話し合いをする時間も設けられている。講演会は、例えば、「国はどのように罰を与えればよいのか。政治に焦点を当てた新しい処罰方法について」などの、現行の政治討論にインパクトを与える。その際、講演者だけではなく、奨学生も自分たちの学術の観点から発表することもできる。

 

会合の間、奨学生たちは、DAADにて彼らの国を担当する職員に直接会い、その場で重要事項に関する質問をすることができる。DAADは年に5回、各地で奨学生たちを会合に招待するが、その趣旨はドイツに新しく来た奨学生を歓迎し、また、彼らが互いに知り合う機会を与えることである。奨学生は学士課程か博士課程に属しており、少なくとも一年間、ドイツの大学、もしくは研究機関に滞在することが決められている。DAADの職員は、奨学生がドイツに滞在している間、彼らの相談役として、日常生活に関する問題解決をサポートする。

 

バイロイト大学での会合は4月28日の金曜日に始まり、4月30日の日曜日に終了する予定である。ジャーナリストたちは金曜日に開かれる公式の開会式に招待されており、会合場所はバイロイト大学のキャンパスの講堂である。講演会は全て4月29日土曜日に終了し、その後、奨学生のための合同研修が開始される予定である。

 

2017年5月3日

 

DAAD:Wirtschaft, Recht und Gesellschaft in der globalisierten Welt

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
国際交流 国際化、学生交流