【ニュース・ドイツ】フンボルト財団(AvH)が迫害を受けている研究者のための助成を開始

フンボルト財団(AvH)は、戦争や迫害によって母国を逃れ、ドイツで研究することを希望する研究者を支援するため、連邦外務省による助成金であるフィリップ・シュバルツ招へい事業の公募を開始した。

この事業は、ドイツの大学や研究機関が、迫害を受けている研究者を受け入れるための助成プログラムで、支援期間は2年間である。また、大学や研究機関で危機的な状況にある研究者の情報を交換するためのプラットフォームも構築される予定であり、関係する会議や助成金等の情報も共有できるようになる。

AvHは、連邦外務省からの支援が終わった後も事業を継続していくことを目指している。

 

フンボルト財団(AvH):Förderprogramm für verfolgte Wissenschaftler

地域 西欧
ドイツ
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
人材育成 若手研究者育成、研究人材の多様性
社会との交流、産学官連携 社会貢献
研究支援 研究助成・ファンディング、研究者向けフェローシップ