【ニュース・ドイツ】ファミリーフレンドリーな雇用主

 
フンボルト財団はワークライフバランスを再認識する

 
家族とライフステージに配慮した人材政策の戦略設計によって、フンボルト財団は2回目の「仕事と家庭の監査」認定を受けた。財団の成功は仕事と家庭生活の両立に向けた好ましい要件を職員に優しい形で実施したことを反映した結果である。3年間有効なこの認定証は、この分野での雇用者の施策の優良証明と見なされるもので、連邦家族担当大臣Lisa Pause氏が後援し、仕事と家庭サービス株式会社 の評議会によって授与される。

 
本年の認定について、仕事と家庭サービス株式会社の取締役 Oliver Schmitz 氏は次のように強調した。「ワークライフバランスパッケージの開発、実施、活用の際、COVID のパンデミックは、我々が他者にいかに依存しているか、つまり、被雇用者と雇用主間及び職員同士の良好な関係にいかに依存しているかということを我々に再度強く意識させました。相互支援と協力関係は、ワークライフバランスに対するしっかりとした解決策を促進・強化し、特に激動の時代において、平等で健全な職場環境の基礎を形成します。」

 
2019年の最初の認定後に、フンボルト財団は既存のファミリーフレンドリーな施策を検証することによって、新たな監査に上手く取り組んだ。ここでは、緊急時や休暇時の配慮、業務用のモバイル機器の職員への提供やフレックスタイム制度に焦点が当てられた。更に、業務上の健康管理やソーシャルアドバイスサービスによって、フンボルト財団はワークライフバランスを促進するための追加措置を行う。

 
次の監査では、戦略的な目標に加えて、具体的な行動も定義された。今回の認証が有効である今後3年間で、これらを適切に実行するよう計画中である。実施過程は毎年監査を受ける予定である。健康関連の継続的な提案、例えば、ハイブリッドの形式を利用したトレーニング活動や、フレックスタイム制度の拡大をこのパッケージは網羅している。パンデミック後の「ニューノーマル」のためにおすすめの行動もまた含まれている。

 
2022年8月12日


AvH: Family-friendly employer


地域 中東欧・ロシア
ドイツ
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事
顕彰 顕彰
社会との交流、産学官連携 社会貢献